2025年度 地球市民講座
パレスチナ・イスラエル問題の本当の解決とは何か
映画:「ガザ=ストロフ パレスチナの吟(うた)」
講演:早尾貴紀氏(東京経済大学教授)
地球市民講座は、かわさき国際交流民間団体協議会と(公財)川崎市国際交流協会の共同主催によるもので、すべての人々が平和な社会で生きられるように、その時代の社会問題を理解しようと企画しています。皆様の参加をお待ちしています。
日時 : 2026年3月14日 (土) 午後1時~4時
会場: 川崎市国際交流センターホール
参加費: 500円 (当日会場にて現金でお支払いください)
定員: 先着申込制 200名まで (申込み受付は1月15日10時から)
映画の題名『ガザ=ストロフ』は「ガザ」と「カタストロフ」を一つの言葉にしたもの。「カタストロフ」とは、「大参事」「破局」「絶望的な結末」を意味し、『突然の大きな変動や崩壊、絶望的な状況』を指す言葉。2008年12月末から2009年1月にかけてイスラエルによるガザの大規模侵攻が勃発。監督のサミール・アブダラとケリディンマブルークは、停戦の翌日にパレスチナ人権センターの調査員と共にガザに入る。爆撃で両親兄弟を失った子ども、目の前で家族を銃撃された男性、土地を奪われ逃げてきた人々・・・「顔を持つ」一人一人の証言が記録されるとともに、パレスチナを代表する詩人、マフムード・ダルウィーシュの詩が引用され、ガザの人々が生きてきた歴史と記憶が呼び起こされる。
監督・撮影: サミール・アブダラ、ケリディンマブルーク
この映画はガザの地で生きる人々の姿を丁寧に描きながら、同時にパレスチナ問題の背景にある西洋諸国による二重基準、構造的暴力について浮かび上がらせる。多くの人々が、これは明らかにジェノサイドだ、と声を上げる悲惨な状況が続く中 (2024年8月現在)、人々の姿と歴史を知ることから変わる可能性を問いかける。